細草論壇

「疑に三種あり、一には自らを疑ひ、二には師を疑ひ、三には法を疑ふ」(『摩訶止観』)

近現代の御指南

日顯上人猊下ご自身の「臨終の相への大覚信」の文証

何度もお伝えいたしますが、去る令和元年9月20日、日蓮正宗の前代の法主・管長であられた、御隠尊・第67世日顯上人猊下が御遷化あそばされました。 日蓮正宗にとって、正信会の破門・擯斥、創価学会の破門・池田大作等の除名を決定された重大な方、また…

『国教選定の必要』(昭和十年五月・堀米泰栄師)

(底本:『日淳上人全集・上巻』p.98) 解題: 後の日蓮正宗・第六十五世御法主上人であられる、日淳上人猊下の、ご登座のはるか前の論文です。 この論文の中で、【危篤な状態】【危篤な時期】とあるのは、せんじつめるところ、日本が満蒙開拓という大義名分のも…

『悪口と折伏』(昭和六年六月・堀米泰栄師)

(底本:『日淳上人全集・上巻』 p.16)罵詈・讒謗(めりざんぼう)と折伏とは混同されやすいが、自ら正法を持ち正行を行ずるものが他の過悪を責むるは折伏である。自ら正法を持つことなく、また正行を行ずることもなくして、かえって他を言ふは悪口罵詈である。 …

『興尊雪寃録』の妄説を破す:二、血脈相承についての愚難を駁す(堀米日淳師・昭和三十年十月)

(底本:日淳上人全集 下巻 p.1442) 『雪寃録』第二項は「血脈相承についての御聖訓」といふ見出しである。この中において高田氏は大聖人の『法華宗内証仏法血脈抄』の御文を引き、大聖人の血脈相承は本仏釈尊―上行菩薩―日蓮であらせられ、これは“内証血脈…

信仰に反対する人へ:問二.信仰は理性をマヒさせるアヘンのようなものではないか。

(底本:『正しい宗教と信仰』(大日蓮出版発行) p.7) 問二.信仰は理性をマヒさせるアヘンのようなものではないか。 答.「宗教はアヘンである」といったのは、かの有名なマルクスです。 彼は、当時の退廃的なキリスト教の姿を見て、宗教とは人間にとって現実的…

『弁惑観心抄』序文(昭和二十五年・堀米日淳師)

『弁惑観心抄』序文 (底本:『弁惑観心抄(平成29年改訂版)』(大日蓮出版)) (※掲載者注記:表記・表現が底本と一部、異なること等につきましては、サイトポリシーを参照ください。) 仏法を信行するものにおいて、もっとも相い戒むべきは「未得謂得、未証謂証(み…